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2007年11月28日

仏式葬儀


仏式葬儀仏式葬儀とは、日本でもっとも多く行われている葬儀のことで、日本の葬儀の「
約90%」が仏式葬儀といわれています。また宗派によって多少の違いはありますが、仏式葬儀の流れは以下のような感じです。

■仏式葬儀の流れ

喪主・遺族の入場、着座、開式

・導師(僧侶)入場、着座

・全員合掌

・司会者開式の辞

・読経(僧侶がお経を読む)

弔辞弔電披露

・読経

・喪主⇒遺族⇒近親者の順に焼香(
焼香の仕方

・一般会葬者の焼香

・お別れの儀(棺に献花・故人の愛用品などを納め釘打する)

葬儀委員長謝辞

・導師(僧侶)退場

出棺

2007年11月26日

神式葬儀「葬場祭(神葬祭)」


神式葬儀神式では通夜を「通夜祭」、葬儀(葬式)は「葬場祭(神葬祭)」といわれ、日本では仏式葬儀に次いで多く行われています。また葬場祭(神葬祭)は仏式葬儀の告別式と葬儀を兼ねています。

■神式葬儀「葬場祭」のマナー(作法)

神式葬儀(葬場祭)は基本的には仏式葬儀とそれほど変わりませんが、仏式葬儀では「焼香」を行うのに対して、葬場祭(神葬祭)は、「
手水の儀玉串奉奠(たまぐしほうてん)」を行います。

香典の「不祝儀袋」は、水引は黒と白の結び切りで、蓮の花の入っていないものを使用し、表書きは「
御霊前・御神前・御玉串料」などと記入します(御香典と書くのは仏式です)。

また参列者の服装は仏式葬儀と同じく、「一般の喪服」で良く、数珠は使用しません。

◎手水の儀(手水・拝礼)の仕方

葬場祭(神葬祭)では、葬儀の前に参列者の心身を清めるために「手水の儀」を行います。

:桶に入れた水(御神水)を柄杓(ひしゃく)ですくって両手を3回に分けて洗い流す。

:柄杓で水(御神水)を左手に受け、その水で口を洗い清め、白紙で両手を拭きます。

手水の作法の後は、「拝礼の作法」を行います。

拝礼は、「頭を2回下げ、柏手を2回打ち(音を立てないように直前で止める)、最後に1礼する“
二礼二拍手一礼”」が一般的ですが、柏手は「しのび手」といって、音は立てないようにすることがマナーですので注意しましょう!

◎玉串奉奠の仕方

:玉串案(祭壇)へ進み遺族へ一礼し、神官の前でも一礼をしてから玉串を受け取る

:玉串を受け取ったら再度神官へ一礼する

:左手で枝先(葉と枝の根元)の下から、右手で枝を上からもつ

:玉串を胸の高さまで持ち上げ、玉串を縦にする

:左手を根元に、右手を枝先(葉と枝の根元)へ持ち替える

:玉串を右回りに回転させ、根もとが玉串案(祭壇)の方へ向くように置く

:一歩下がり、2度礼、2度拍手(音を立てないように直前で止めるしのび手)を打ち、神官、遺族へ一礼し自席へ戻る

以上のものを、「斎主(神官)・副斎主・祭員・喪主・遺族・近親者」の順番で行います。

■神式葬儀「葬場祭」の流れ

:親族・参列者入場・着席

:斎主(神官)入場

:開式の辞

:斎主修祓(お祓い)

:降神の儀・献餞

:祭詞奏上(斎主)

:しのび歌奏楽

:弔辞・弔電奉読

:玉串奉奠

10:昇神の儀(斎主一拝。一同一拝)

11:斎主(神官)退場

12:葬儀委員長・喪主挨拶

13:閉会の辞

14:一般告別式(玉串奉奠)

15:親族代表挨拶

2007年11月24日

キリスト教式葬儀


キリスト教式葬儀キリスト教式葬儀は、宗派・教会によって葬儀の流れは多少異なりますが、ここでは「カトリック・プロテスタント」の流れを説明しています。

カトリックでは通夜のことを「
通夜の儀」、プロテスタントでは「前夜祭」といい、神父や牧師が世話役を勤め、進行役も兼ねるのが一般的です。

またキリスト教は死者への供養という考え方ではなく、故人の与えられた生涯を神に感謝、神への礼拝という考え方ですので、遺影写真や遺体に手を合わせたり、拝んだりしませんので注意しましょう!

■キリスト教式葬儀の特徴

仏式葬儀の焼香、神式葬儀「葬場祭(神葬祭)」の玉串奉奠はありません

・御香典ではなく「弔慰金」といいます

・御香典(のし袋)の表書きは基本的に「
御花料」となりますが、のし袋の水引はなくてかまいません(プロテスタントの場合は「御霊前」は使用しませんので注意しましょう!)

・仏式の通夜ぶるまいとは違って、料理やお酒は出ず、軽食、茶菓子が出されるのが一般的です

■キリスト教式葬儀(カトリック)の流れ

:祈祷

:聖歌合唱

:撒水(聖水を棺に注ぐ儀式)

:撒香

:祈祷・神父の追悼説教

:聖歌合唱

:弔辞・弔電拝読

:葬儀委員長・遺族代表挨拶

:撒水

10:一般参列者の献花と賛美歌(聖歌)

11:出棺

■キリスト教式葬儀(プロテスタント)の流れ

:前奏

:讃美歌斉唱

:聖書朗読

:祈祷

:讃美歌斉唱

:牧師よ り故人の略歴披露

:牧師による葬儀の辞(説教)

:祈祷

:讃美歌斉唱

10:弔辞・弔電拝読

11:後奏

12:遺族代表挨拶

13:献花

2007年11月21日

無宗教葬儀(自由葬)


無宗教葬儀無宗教葬儀(自由葬:プロデュース葬)とは、特定の宗教・宗派に捉われない葬儀のことで、「僧侶・神官・牧師・神父」などの宗教者を招かずに、自由な形で行われます。

日本人は無宗教の方が多いので最近では徐々に増えてきていますが、まだまだその数は少ないのが現状です。

また無宗教葬といっても、特に決まった形があるわけではありませんので、自由に形を決めて葬儀を進行していくことが出来ますが、実際には仏式葬儀葬場祭(神葬祭)をある程度参考にした形になることが多いようです。

■無宗教葬(自由葬:プロデュース葬)が増加している理由

・宗教を持たない人が多くなった

・お寺との付き合いがなくなった

・形式化した葬儀に対する疑問

・故人にふさわしい葬儀(葬式)を行いたい

■無宗教葬(自由葬)のメリット

・葬儀(葬式)の形は死者の生き方にふさわしいように自由な演出を行うことが出来る

・長い?読経などがないので時間が自由に使える(音楽葬として読経の変わりに故人の好きだった音楽を流す場合が多い)

・形式は自由なので献花ではなく焼香(線香)を行うことも自由

・祭壇を飾るかどうかも自由(飾る場合もどのような物を飾るかも自由)

・費用を抑えることも可能

■無宗教葬(自由葬)のデメリット

・一般的な仏式葬儀以上に細かな打ち合わせが必要

・形式が決まっていないので参列者がとまどう

・葬儀後の弔い方が慣習として定まっていない(仏教の仏壇や四十九日に変わるものをどうするか悩む)

・年配の方に理解してもらえない

・遺族の気持ちの区切りがつきにくい

■無宗教葬(自由葬)の香典の表書き

無宗教葬(自由葬)に参列する人にとって悩むのが「
香典の表書き」です。一般的に無宗教葬(自由葬)では「お花料」と書かれていることが多いですが、表書きにも特に決まった形式はありませんので、「御霊前・御香典」でも良いと思います。

■無宗教葬(自由葬)の基本的な流れ

無宗教葬(自由葬)はその名の通り自由に演出を行うことが出来ますが、以下のような感じで行われることが多いようです。

:親族・参列者着席

:開式の辞

:黙祷

:弔辞・弔電の奉読

:生前故人の好んだ歌曲(生演奏やビデオなども)

:葬儀委員長・施主・親族・参列者の順に献花

:葬儀委員長の挨拶

:喪主・親族代表のの挨拶

:閉式の辞

2007年11月20日

個人葬


個人葬とは、親族が亡くなった場合に遺族が主催する葬儀(葬式)のことで、喪主と施主(葬儀費用を負担するもの)は遺族の代表者「故人の配偶者・子供(長男・長女)」が務めるのがもっとも一般的です。

個人葬の場合、親族には電話等で訃報を知らせ、生前にお世話になった方や友人、知人には「新聞のお悔やみ欄」を使用します。

■個人葬の種類

仏式葬儀
葬場祭(神葬祭)
キリスト教式葬儀

個人葬は宗教などによって大きく分けると以上の3種類に分類されますので、参列する場合は最低限の知識とマナーを心得ておきましょう。

2007年11月18日

社葬


社葬について
社葬とは、会社の「創業者・会長・社長・殉職した社員・多大な功績を残した社員」などが亡くなったときに行う葬儀(葬式)のことで、会社が費用を負担し、主催し、遺族と会社が一緒になって行います。

社葬の場合、喪主は通常「遺族の代表」が務め、施主(葬儀費用を負担するもの)は「会社」、会社の代表者が「葬儀委員長」を務めるのが一般的です。

また社葬は大規模に行うことが多いので、準備するまでに時間がかかりますので、個人葬密葬)の1、2ヶ月後に社葬を行うことが多いようです。

会社以外の団体が主催する葬儀を特に「団体葬」、複数の会社が一緒になって行うものを特に「合同葬」といいます。

■社葬を行う意義

・会社に貢献してくれた者を追悼し偲ぶ

・故人の志を引き継ぐ

・次の経営陣を内外に紹介

・いままで通りのお付き合いのお願い

・取引先の明確化・経理の整理

以上のように社葬は、故人を追悼し、偲ぶだけではなく、会社の広報的な意味合いも強いのです。

2007年11月17日

本葬


本葬とは、密葬を行った後に行う葬儀のことで、社葬など大規模な葬儀を行う時には、最初に密葬を行い、その後に本葬である社葬を行います。

社葬は準備に時間がかかりますので、亡くなられた直後に、まずは親族や親しい関係者だけで密葬を行い、数週間後に一般会葬者をお呼びして社葬を行います。この場合の社葬が「本葬」と呼ばれているのです。

ですので本葬といっても宗教や宗派が関係しているわけではなく、単なる考え方によって「本葬」と呼ばれているので、本葬だからといって特に決まった形式があるわけではなく、一般の葬儀、告別式と変わりません。

2007年11月16日

密葬


密葬密葬とは宗教などとは関係なく、後日、「社葬・団体葬・本葬(お別れ会)」を行う場合や、遺族の事情、故人の遺言などによって、一般会葬者をお呼びせず、遺族(親族)や特に親しい人などごく少数の者で行う葬儀(葬式)のことです。

密葬はごく少数の人しかお呼びしませんが、「僧侶(導師)・斎主(神官)・神父(牧師)」などを招くかどうかが決まっているわけではなく、基本的には一般の葬儀(葬式)と変わりません。

また、もしも「密葬」ということを知った場合でも、お呼びされなければ基本的には葬儀に参列する必要はありませんし、しないほうが良いでしょう。

密葬だけで終わらせることもありますが、「社葬・団体葬・本葬」などを後日に行うために、先に密葬を行うことが多いようです。

密葬を行った場合、友人、知人には後日に挨拶状を出して密葬を行ったことをお伝えしましょう。

■密葬が行われる場合

・身内や特に親しかった人だけで静かな葬儀がしたい

・故人の遺言で密葬にしてほしいとあった

・社葬、団体葬を行う場合

・年末年始などに亡くなられた場合

・すぐに火葬を行わなければならない場合(伝染病・変死)

・田舎(本籍地)で「本葬」を行う場合

■密葬のメリット

・葬儀費用を抑えられる

・準備などに時間がかからない

・会葬者に気を使わなくて済む

■密葬のデメリット

・友人、知人などが最後のお別れをすることができない

・親戚、ご近所、友人、知人に冷たいと思われる

2007年11月14日

家族葬


家族葬について
家族葬とは、その名の通り「家族・特に親しい人」のみが参列して、一般会葬者をお呼びしないで行う葬儀(葬式)のことです。

ただ家族葬といっても、その家族や葬儀社によって捉え方はさまざまですので、特に決まった形式があるわけではなく、基本的には一般的な葬儀(葬式)と変わりません。

■家族葬のメリット

・葬儀費用を抑えることが出来る

・家族や親しい人だけで行うので気を使うことがない

・形式にこだわる必要がない

・少人数で行うので1人1人時間にゆとりを持たせることが出来る

・準備、手配が簡単

■家族葬のデメリット

・親戚、友人、知人などに理解してもらえない場合がある

・お呼びしなかった友人、知人から「最後のお別れをしたかった」などの苦情を言われる場合がある

■家族葬と知らされた、または知った場合

家族葬は以上のように、ごく少数の人だけ参列して行いますので、もしも家族葬と知らされたり、知った場合は、原則的に参列する必要はありませんし、無理を言って参列させてもらうのも避けたほうが良いでしょう。

また参列しない場合、基本的に「香典不要」、香典を辞退されていることがほとんどだと思いますので、香典を渡す必要もありません(もちろん参列する場合は香典を渡すのが普通です)。

2007年11月13日

自然葬


自然葬について自然葬とは、「海・山」などの自然へ散骨(遺骨を埋葬)する埋葬方法のことで、宗教、宗派に関係なく行われていて、近年では故人が遺言書などによって、亡くなった場合は「自然に還りたい」という意思を残すことも多くなっているようで、自然葬を希望する方も増えてきているようです。

また遺骨の一部だけを自然葬として、残りの一部を墓地に納骨することも可能です。

自然葬といっても、どこへでも勝手に散骨していいわけではなく、自宅や他人の私有地に勝手に散骨すると後々に問題になりますので、自然葬を請け負っている葬儀業者の方に相談し、散骨する近隣の方に迷惑をかけないことも大切です。

■自然葬の種類

・海洋葬(海への散骨)
・樹木葬(墓石を使用せず直接地面へ散骨)
・風葬(空からの散骨)
・鳥葬
・水葬
・宇宙葬(衛星ロケットによって専用カプセルに納められた遺骨を打ち上げる)

2007年11月11日

市民葬・区民葬


市民葬・区民葬について市民葬・区民葬とは、故人、または喪主(申込者など)がその自治体(市・区)に居住している(住民登録している)場合に利用できる葬儀(葬式)のことで、自治体(市・区)が葬儀業者に委託し、必要最低限の葬儀(葬式)を低価格で行うことが出来ます。

■市民葬・区民葬が向いている葬儀

「市民葬・区民葬」は、「密葬家族葬」などの比較的小規模な葬儀(葬式)に向いています。

■市民葬・区民葬の特徴

サービス内容が限定されているので一般の葬儀(葬式)よりも低価格で葬儀を行える。

基本的に所得制限などはない。

自治体(市・区)によっては行っていない場合もある。

基本的に葬儀業者、葬儀場所(斎場)は選べない(原則的に自治体(市・区)が指定した葬儀業者の中から選ぶことになります)。

基本的に葬儀の内容は定められている(内容を変更したい場合には別途料金がかかります)。

「市民葬・区民葬」は、基本的に葬儀費用のすべてが負担されるわけではなく、自治体(市・区)によって、どこまで負担してくれるのかは違いますので、お住まいの自治体にお問い合わせください。

■市民葬・区民葬が利用できる方

・故人、喪主(施主、申込者など)がその「市・区」の住民登録を受けている

2007年11月08日

生前葬


生前葬について生前葬とは、本人が生存しているうちに自分が主催者となって行う葬儀、告別式のことです。

もちろん生前葬といっても、まだピンピンしているうちに行うのではなく、「
本人が死を自覚」してから行うことが原則で、一般的に亡くなられた時には、遺族や関係者だけで必要最低限の葬儀(葬式)だけを行う場合が多いようです。

■生前葬のメリット

◎お世話になった「友人・知人」などに本人が直接お別れを告げることが出来る。

◎自分の意思で葬儀、告別式の内容を決めて行うことが出来る。

◎人生に区切りをつけたことで、残りの人生を自分のために大切に生きられる。

◎遺族の負担を軽減できる

■生前葬のデメリット

◎遺族の気持ちに区切りがつけにくい。

◎友人・知人に理解してもらえない場合がある。

◎遺族はニ度葬儀を行わなければならない。